2010年5月29日

オリオン子ども会 

近所の子供会が【里山で遊ぼう】を企画スタートしました。
この子ども会はお兄ちゃんお姉ちゃんたちが小さいこの面倒を見れる数少ない子供会です。小さい子もよくお話聴けてえらいよ。
みんなでお豆の筋取りです。した事無いんだって。
一つづつ覚えてね、カレー作りも順調。

------
やっちゃんより
子ども会組織が「里山・棚田」などで活動されることは喜ばしいことだと思います。
子供たちは最初から難解な言葉を聞かされても意味不明でしょうが、体験したあとでなら理解もできるようです。
スーパーの売り場でみる食材も、海、山、田畑で実際に収穫し、植え付けをすることで興味も沸き考える力もつくと信じています。
自然相手なので、期待はずれになることも多くありますが、新発見は失敗から見つかることも少なくありません。


2010年5月25日

小学校環境学習支援

昨日の警報が出るほどの大雨も収まり子供たちが無事に田植えをはじめます。
今日は西山小学校5クラス 鹿の子台小学校5クラス みんながんばれ
  たくさんの生徒です。石井さん頼みます。
 小さな苗を一人50から60本植えるんだよね
   上手に分けてるかな
 これだけ入ると絵になるわ
 相談しながら何とかこうにか田植えになったね
------
やっちゃんより
西山小学校・鹿の子台小学校あわせて330名余りの田植え体験が無事完了しました。
環境学習とはいえ、小学校3年生には「体験学習」の域を出ないことはしかたありません。でも、みんな真剣に話を聞いてくれますし、この「体験」から少しでも「環境問題」を考えてくれる子供たちが出てくれるとうれしいのですが。
近年は要点の説明にとどめ、区画内を各クラスで自由に作業する方法にしていますが、毎年ちがう子供たちなのに段々うまくできているのに驚かされます。
毎年「しりもち」をつく児童が多くいましたので、今年は子供たちが歩きやすいように少し浅めにつくりました。効果はあったようにおもいます。
「ぬりあぜ」を子供たちが踏んでしまうことはある程度覚悟しています。土の移動の問題があるため、田植えの後に作ることは難しく、手直しですむため今のままで行こうと思います。

2010年5月21日

小学校田植え体験準備完了

ボランティアスタッフに手伝ってくれて 田んぼの区分けをしました。各田んぼ160名各5クラス入ります。大賑わいでしょう。
5月25日 鹿の子小学校 西山小学校 待ってるよーー


5月の作業

田んぼの準備 草刈り 次々と仕事があります。
毎日いろんなボランティア作業で支えられています。感謝。
 何回も鋤くのよね
  ここはもう2回目の草刈になっています
  子供たちがヘビにあわないようにとおじちゃんが配慮してくれ  ています。
------
やっちゃんより
田畑の作業については思いついた当日に出来ない事が多くあります。
今の時期だと農家が田植えをしていますが、種まきは一ヶ月前から始めますし、田んぼの準備は実は前年の秋(稲刈りあと)から始まっています。
最近は、高齢化も進み「土日農家」も多くなってきたので、苗は業者にたのんで植え付け予定日に合わせたものを注文します。栄養分も化成肥料が中心ですし、短期集中型の農業形態になってきました。
手をかけたからといって常に良いものができる訳ではありませんが、次の世代に伝えておくべき役割は今の世代しかいません。
急がず、あせらず「コツコツ」でいきましょう。

2010年5月16日

田んぼ準備

田んぼに水が入りかけました
寒さのせいで例年より田植えが2週間ほど遅れ気味ですね。
田んぼに水が張られるとカエルや鳥が棚田にどんどん現れます。
食べるものがあるんだね・・・おかえり。
たまにですが マガモの夫婦が遊びにきます、今年は19日に石井さんがいるよって教えてくれました。
  田んぼに水が入りかけました。
  水は冷たいよ
 さあ、子供たちは何の作業でしょう?やっちゃん 教えて!!
------
やっちゃんより
子供たちがやっている作業は、地域によって言い方も色々ですが、私は「あぜきり」とよんでいます。
田んぼの水漏れ防止目的で創っている「ぬりあぜ」ですが、前年に作った部分をはがしとります。毎年新しく作ることで「みみず、もぐら」などの開けた穴をふさぐこともできますし、「あぜまめ」を植えて収穫と防虫効果にも役立ちます。
手作業なので最近はほとんどされません、また、基盤整備された新しいたんぼでは、基本的に必要でなく専用の大型機械で塗りつける方もいます。

追伸:もぐら」は、毎日自分の体重と同じ分量の食べ物を必要としています。
年中、土の中を掘り進みながら「みみず・おけら」などの食べ物をさがしているのです。
堆肥」などを田んぼや畑にいれることで、微生物が増え、それを食料とする「みみず」などがふえます。
みずはけ」を求める畑には好都合ですが、水をためる水田には「もぐら」は大敵です。化成肥料や農薬を使用することで「微生物」や「みみず」が減れば「もぐら」も減ることになります。
「もぐら」は水をきらいますので、冬の間、水をいれたままにする管理方法も有効ですが、現在のように、機械化された農業では作業効率の面から敬遠されるようです。ぬかるんだ場所での機械作業は大変だからです。
得たものと失ったものとが、表裏一体となっていることを知っておいてほしいと思います。

パン窯 ピザの試し焼き

今日はでんぼら作業ボランティアの日
自己完結できる方たちで 炭焼きしたり 会場整備したり 新しい作業メニューを作ったりとあの場所を維持するための大切な日です。
パン窯を活動メニューに入れるためには使いこなす必要があります。とにかく失敗は恐れずやっていきます。
 見たからにプロの窯みたいですね
 ピザは入れたとたん1分かからない時間で表面のチーズがぐつぐつ
これはすごいわ
 ボランティアさんが全粒粉のパン生地を作ってきてくれました
パンは火加減が難しいみたい 膨らむ前に焼けてしまいました。
味はいい
 ニューフェイスの若者が手技を生かしてなにやら作業を始めました。
間伐した杉から作った板で窯のふたを作ってくれましたよ。
かっこいい

2010年5月8日

5月8日のびのび 夏野菜植え付け

継続隊員と新隊員が一緒に作業が始まりました。
若いお父さん お母さん 
孫といわれてもおかしくないほどの小さい子たち
大いに働き遊んでください 
のびのびの体験では初めての夏野菜の植え付けや畑の手入れ体験
なす ピーマン トマト きゅうり ゴーヤ すいか 小芋 ジャガイモ
気候が不順で夏にどのくらい出来るかわかりませんが 楽しみやね。
  小芋の畝つくり なれない鍬に 大変です
 思わず子供たちが鍬仕事一生懸命だよ
  4歳の鍬さばき・・すごい  
  お手手でもお手伝いできるよねぇ
------
やっちゃんより
おじゃま虫です。のびのびっこ」の皆さんおつかれさまでした。
野菜(植物)を育てることって子供を育てることに似てますね。育つための環境を準備して、播種から定植までは毎日気がかりで、肥料の時期、病気の心配など大きく成長してくれるのを期待してしまいます。
水や肥料もやりすぎれば、メタボや病気になるし、手を抜けば結果はおのずとしれてます。
よく見ることと、適期に手を差し伸べることで将来きっと大きなボーナスを与えてくれるでしょう。
あわてず、ゆっくり進んでいきましょう。
昔からの言葉に「晴耕雨読」とあります。
現在のようにハウス栽培や、土日農業のように人間側の都合で農業をするのではなく、自然の変化にまかせた農作業をしていたころには、日照や気温など天候にあわせた活動をしていました。
これからの時期には早朝から田畑に出て、遅い朝食をとり、日差しの強い日中は家の中で次の準備をし、夕方からまた田畑にでかけます。雨の日には知識を蓄え、晴れた日に実践したものです。
簡単な作業の時に使う「朝飯前」も、このようなことから出たのではないでしょうか?
自然と競争してもしかたありません、「ゆっくり、ゆったり」とした気持ちで進んでいきましょう。