大川小学校です。児童70名死亡4名行方不明たった5年前のことです。
6年生の息子さんをなくされた佐藤さんが語り部としてあの日の出来事を話してくださいました。
遺族と一緒ならと普段入れない校舎に入れていただきました。
きれいになっていますが自衛隊、ボランティアや家族が子供たちの場所だからと磨いてくれたそうです。
泥と瓦礫の中にあったこどたちのものは丁寧に泥を落として本来あるべき場所に戻されていました。子供を失った、守れなかった、見つけ出してあげられなかった悔しさの現われのような気もしました。
ここは20年この姿で残ります。遺族の佐藤さんがここが学校の先生の研修の場になってほしいと、子供の命を守るってどういうことなのか理解して欲しいから。
「小さな命の意味を考える会」のホームページがあります。ぜひご覧ください。
渡り廊下です
元の場所に戻った本です。
1ページ1ページ泥をふき取ったそうです。
津波の破壊力で2回の部屋の床が盛り上がっています
この足元まで波が来ました、この場所でしいたけ作ったり
普段から道もありました。斜度9度歩いても走っても2分~5分でこれます。
なぜここに逃げなかったか、全員絶句そして涙です。
田ぼらのこどもたちから、案内していただいたことへの感謝を伝えました。
学校がこうなるんだ、子供の消えた学校を見て聞いて、災害の恐ろしさ
命は自分で守るが記憶の隅に残れば、佐藤さんの今日の意味がありま す。お辛いのに本当にありがとうございました。