2014年12月12日

辛さはそのまま・・

 がれきが無くなっただけで何も変わらい
危険地域指定になり元には戻れなくなったこの場所がこれからどうなるのか
今もってまだ白紙です
一日もはやく集団移転場所の完成を願います。


 小さな建物の向こうまで松林があり遠浅の有名な海水浴場だった
のが見るも無残です。
この車のすぐ下まで津波が来ました。
20メートルの津波考えただけでも恐ろしい
まずは高いところに逃げる 
刻んでありました。
 90人の方の名前が刻んである碑です。
この場所は避難場所指定されていたところで、その場所の奥さんが寒いからとみなさんにビニールハウスを開放して使ってもらったところへ津波が襲い一人を残し全員が無くなられました。
その一人がハウスを使ってくださいと進めた奥さんだったそうで、自分では語れないけど
語り部の皆さんに伝えてほしいと願っておられると聞きました。
小さな子供さんから高齢者までたくさんの家族が避難していた様子が碑の名簿から読み取れます。

 
向こうに見える梅が手前の家にまで迫りました、
赤い屋根の家では財布を取りに戻った方が津波にのまれたそうです。